「今日の晩ごはん何にしよう」を平日5日間まるごと解決する献立テンプレート
仕事から帰ってきて、冷蔵庫を開けて途方に暮れる。「今日の晩ごはん、何にしよう…」。この悩みに毎日消耗している人、結構いるんじゃないかと思う。
この記事の目次
- 1「今日の晩ごはん何にしよう」を平日5日間まるごと解決する献立テンプレート
- 2月曜日:鶏むね肉の甘辛照り焼き+千切りキャベツ+味噌汁(調理時間20分)
- 4火曜日:豚こまと野菜の焼肉炒め+ポテトサラダ+中華スープ(調理時間25分)
- 6水曜日:鮭のホイル焼き+小松菜のおひたし+味噌汁(調理時間25分)
- 8木曜日:麻婆豆腐+春雨サラダ+ごはん(調理時間20分)
- 10金曜日:パスタ2種から選択(ミートソースorペペロンチーノ)+サラダ(調理時間15〜20分)
- 13日曜日の買い物リスト&まとめ買いのコツ
- 17献立テンプレートを1年続けてみた感想とメリット3つ
- 21時短料理の献立テンプレートでよくある質問(FAQ)
- 26まとめ:献立テンプレートで「料理のストレス」から解放されよう
私自身、共働きで子ども2人(5歳と3歳)を育てている中で、一番ストレスだったのが「献立を考える時間」だった。料理自体は嫌いじゃないのに、メニューが決まらない。スーパーの惣菜に頼る日が続いて、食費は月8万円を超えることもあった。
そこで考えたのが、平日5日間の献立テンプレート。買い物は日曜に1回だけ。調理時間は全メニュー30分以内。この仕組みにしてから、平日の晩ごはんストレスがほぼゼロになり、食費も月6万円台に下がった。
この記事では、私が実際に1年以上使い続けている献立テンプレートを曜日別に紹介する。材料リストと買い物リストも付けたので、そのまま真似してもらえたら嬉しい。栄養バランスを考えた献立作りには、農林水産省の「実践食育ナビ」で公開されている食事バランスのガイドラインが役立ちます。
月曜日:鶏むね肉の甘辛照り焼き+千切りキャベツ+味噌汁(調理時間20分)
週の始まりはシンプルに。疲れていてもこれなら作れる。
作り方
- 鶏むね肉1枚(約300g、スーパーで200〜250円程度)をそぎ切りにして、片栗粉を薄くまぶす
- フライパンにサラダ油を引いて中火で両面焼く(計5〜6分)
- 醤油大さじ2・みりん大さじ2・砂糖大さじ1を混ぜたタレを回しかけ、絡める
- キャベツ1/4個を千切りにしてレモン汁をかける
- 味噌汁は前日にだしパックで出汁を取っておくと楽。具はわかめと豆腐が定番
1人あたりの食材費:約200円。鶏むね肉は節約食材の王様。パサつきが気になる人は、そぎ切りにして片栗粉をまぶすことでプリッとした食感になる。このひと手間で家族の評価が段違いに変わった。
火曜日:豚こまと野菜の焼肉炒め+ポテトサラダ+中華スープ(調理時間25分)
作り方
- 豚こま肉200g(約250円)を焼肉のタレ大さじ3で揉み込んで5分置く
- ピーマン2個・玉ねぎ1/2個・にんじん1/3本を食べやすい大きさに切る
- フライパンで野菜を先に炒め、しんなりしたら肉を加えて強火で2分
- ポテトサラダはじゃがいも3個をレンジで6分加熱、つぶしてマヨネーズ・塩こしょうで和える。きゅうりとハムを加えると彩り良し
- 中華スープは鍋に水600ml・鶏がらスープの素小さじ2・溶き卵1個で完成
1人あたりの食材費:約280円。焼肉のタレは万能調味料。味付けを考える手間がゼロになるので、時短料理の強い味方だ。我が家では「エバラ黄金の味 中辛」がレギュラー。
水曜日:鮭のホイル焼き+小松菜のおひたし+味噌汁(調理時間25分)
作り方
- 生鮭2切れ(約400円)をアルミホイルに載せ、薄切り玉ねぎ・しめじ・バター10gを載せる
- 塩こしょうをして、ホイルを閉じる
- フライパンに水を1cm入れ、蓋をして中火で15分蒸し焼き
- 小松菜1束を茹でて、醤油とかつお節で和える
- 味噌汁の具は大根とネギ。大根は日曜に切っておくと時短になる
1人あたりの食材費:約320円。ホイル焼きはフライパンが汚れないので洗い物が楽。週の真ん中に魚メニューを入れることで、栄養バランスも整う。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」でも、週2回以上の魚の摂取が推奨されている。
木曜日:麻婆豆腐+春雨サラダ+ごはん(調理時間20分)
作り方
- 豚ひき肉150g(約200円)をフライパンで炒める
- 豆板醤小さじ1・甜麺醤大さじ1・醤油大さじ1・鶏がらスープの素小さじ1・水200mlを加える
- 絹豆腐1丁(約40円)を2cm角に切って加え、弱火で5分煮る
- 片栗粉大さじ1を水大さじ2で溶いて加え、とろみをつける。仕上げにごま油とネギ
- 春雨サラダは春雨50g・きゅうり・ハム・酢醤油ドレッシングで。前日に作り置き可能
1人あたりの食材費:約180円。豆腐は安くて高たんぱく。麻婆豆腐は子どもがいる家庭なら豆板醤を減らして甘口にすれば、3歳の子でもパクパク食べる。うちの下の子はこれが大好きで、おかわりをせがむほど。
金曜日:パスタ2種から選択(ミートソースorペペロンチーノ)+サラダ(調理時間15〜20分)
金曜は一番疲れている曜日。パスタは調理が簡単で、フライパン1つでできるから洗い物も少ない。
ミートソースパスタの場合
- 合いびき肉150g(約250円)を炒める
- みじん切りの玉ねぎ1/2個を加えて炒める
- トマト缶1/2・ケチャップ大さじ2・ウスターソース大さじ1・砂糖小さじ1を加えて10分煮込む
- パスタ200gを茹でてソースをかける
ペペロンチーノの場合
- パスタ200gを茹でる(茹で汁は取っておく)
- フライパンにオリーブオイル・にんにくスライス・鷹の爪を弱火で香りを出す
- 茹でたパスタと茹で汁おたま1杯を加えて和える
- ベーコンやキャベツを追加してもおいしい
1人あたりの食材費:150〜250円。サラダはレタス・トマト・きゅうりをちぎるだけ。ドレッシングは市販品でOK。金曜くらいは手を抜いていい。
ちなみに、料理中に着るエプロン選びも意外と大事。汚れを気にせず調理に集中できるエプロンについては「【女性向け】失敗しないエプロンおすすめの選び方」を参考にしてみて。
日曜日の買い物リスト&まとめ買いのコツ
この5日間の献立を回すために必要な食材をまとめた。日曜日にこのリストを持ってスーパーに行けば、平日は買い物に行かなくて済む。
肉・魚
- 鶏むね肉 1枚(約300g)
- 豚こま肉 200g
- 豚ひき肉 150g
- 合いびき肉 150g
- 生鮭 2切れ
野菜・きのこ
- キャベツ 1玉
- 玉ねぎ 3個
- にんじん 1本
- ピーマン 2個
- 小松菜 1束
- きゅうり 3本
- じゃがいも 3個
- 大根 1/2本
- しめじ 1パック
- レタス 1個
- トマト 2個
- ネギ 1本
- にんにく 1個
その他
- 豆腐(絹) 1丁
- 卵 1パック
- ハム 1パック
- トマト缶 1缶
- パスタ 1袋(500g)
- 春雨 1袋
- わかめ(乾燥) 1袋
合計の目安:3,500〜4,000円(4人家族の場合)。1人1日あたり約200〜250円で夕食が作れる計算。業務スーパーやドラッグストアを活用すればさらに抑えられる。
ポイントは「肉は日曜のうちに小分けして冷凍」すること。月〜水分と木〜金分に分けてラップで包み、ジップロックに入れて冷凍庫へ。使う日の朝に冷蔵庫に移しておけば、夕方にはちょうどいい具合に解凍されている。
手作りの布巾やキッチン小物で料理のモチベーションを上げたい方は「【初心者でも簡単】布小物の手作りアイデア10選」もチェックしてみて。
献立テンプレートを1年続けてみた感想とメリット3つ
このテンプレートを使い始めて1年以上が経ったので、正直な感想をまとめる。
メリット1:「考える時間」がゼロになった
以前は仕事中に「今日の晩ごはん何にしよう」と考えてしまい、集中力が落ちることもあった。テンプレートにしてからはその悩みが完全になくなった。頭のリソースが仕事や子どもとの時間に使える。
メリット2:食費が月2万円近く減った
以前は「何を作るか決まっていない→スーパーで余計なものを買う→使い切れず廃棄」というパターンだった。まとめ買いにしたことで、月の食費が約8万円→約6万2,000円に減少。年間で約21万円の節約になっている。農林水産省の「食品ロス量の推計値」によると、家庭からの食品ロスは年間約247万トン。計画的な買い物は家計だけでなく環境にもいい(農林水産省「食品ロスの現状」参照)。
メリット3:家族の満足度が上がった
意外だったのが、家族から「最近ごはんが安定しておいしい」と言われたこと。テンプレートにすることで、毎回レシピを確認しなくても体が覚えていく。回数を重ねるほど味付けが安定して、料理の腕も上がった気がする。
時短料理の献立テンプレートでよくある質問(FAQ)
Q. 毎週同じメニューだと飽きませんか?
A. 正直、最初の1カ月は「またこれか」と思うこともあった。でも2カ月目からは「考えなくていい楽さ」のほうが勝つ。飽きが気になる場合は、2週間分のテンプレートを作って交互に回すのがおすすめ。調味料を変えるだけでも印象がガラッと変わる(照り焼き→塩レモン、焼肉炒め→回鍋肉風など)。
Q. 子どもが野菜を食べてくれないのですが…
A. うちの5歳の子も野菜が苦手。効果があったのは「味噌汁に入れる」作戦。大根・にんじん・玉ねぎを細かく切って味噌汁に入れると、出汁の味で食べてくれる。あとは焼肉のタレ炒めにすると、濃い味付けで野菜の苦手意識が薄まるようだ。
Q. 1人暮らしでも使えますか?
A. 使える。分量を半分にして、余った分は翌日のお弁当にすればちょうどいい。1人暮らしの場合、食材費は週2,000円程度に収まるはず。肉はまとめ買いして冷凍すれば、1人分でも無駄なく使い切れる。
Q. 週末はどうしていますか?
A. 土曜は外食か出前。日曜は買い物ついでに鍋やカレーなど、大量に作れるメニューにしている。平日にがんばっている分、週末は自分を甘やかすことにしている。このメリハリが続けるコツだと思う。
まとめ:献立テンプレートで「料理のストレス」から解放されよう
もう一度、この記事のポイントをおさらいすると:
- 平日5日間の献立をテンプレート化すれば、「今日何作ろう」の悩みがゼロになる
- 日曜にまとめ買い(週3,500〜4,000円目安)すれば、平日の買い物は不要
- 全メニュー30分以内で完成。1人あたり1食200〜300円程度
- 1年続けた結果、食費は月2万円近く減り、家族の満足度も上がった
最初から完璧にやろうとしなくていい。まずは月曜と火曜だけテンプレート通りに作ってみて、慣れたら水曜以降も追加していく。「今日の晩ごはん何にしよう」と悩んでいる時間を、自分のために使えるようになったら、きっと毎日がちょっと楽になるはず。
